半分無職の日記

無職になりてえカスの日常

牛丼に紅生姜を山盛りにしたあの日の僕に告ぐ。

突然ですが牛丼屋で紅ショウガを山盛りにする食べ方をご存知でしょうか?

話には聞いたことがある…なんと言いましょうか。
正と負で言えば負、陽と陰で言えばチー牛、そんな少しはしたない食べ方があります。

当時の僕はその食べ方をどうしてもしたくなりある日実行に移しました。

さて結果ですがその前に1つ。
考えてみてください、その食べ方が本当に本来の牛丼より美味しいのであればとっくの昔に商品化されているはずです。

そこには山盛りにした紅ショウガを呆然と見つめる一人の男がいました。

自分は今牛丼を食べているという認識と舌から発信される電気信号があまりにも乖離している為、終始首を傾げながら食べました。
チー牛どころではなく完全に不審者でした、カラーボールを顔面に投げ込まなかった店員さんには感謝の念を送っておきます。

ようやく食べ終え店を出る私はその日ある誓いをしました。

「もうこんな食い方は2度としない」と。

あの日の私に告ぐ。


「助けてくれ」

私は首を傾げながら山盛りにした天かすとネギが乗った丸亀製麺ぶっかけうどんを眺めている。

「自作3Dモデルの素材を宣伝するためにvtuberになったら予想外に人気出てしまった」読みました!

https://kakuyomu.jp/works/1177354055425223179

タイトルがあらすじです。
読んだ感想ですが主人公、こいつ万能すぎんか?
努力ができる天才が持ち前の自信からくるコミュ力で人脈まで持つとこうなるというところが非常に現実味があって良かったです。
まあそうなるだろうという順当さと文章の面白さで安心して読める作品です。

今なら100話少しとなっていますので休日を過ごすお供にどうぞ!

きっといつかこんな日を

今でも忘れられない思い出がある。
10年以上前のことで、カビも生えようかというくらいのオンボロの家に家族全員で暮らしていた時の話。

たまにチャルメラの音が聞こえると小学生だった僕はああ、ラーメンの屋台が来たんだとワクワクして、更にたまたま父が早くに帰っていると僕の手を取って「楽太郎、ラーメン食いにいくか?」ととても嬉しそうに笑って言ってくれました。

その時食べたラーメンはゆで卵に、もやしとネギが入ったいわゆる町の中華そばだったと思います。

ある時にはそれを父と2人で食べて、ある時は家族のために白い発泡スチロールの容器に入ったそれをラップをしてもらったのに少しこぼしながら家に持って帰りました。

程なくしてその屋台は理由もわからないまま無くなってしまいましたがその時の記憶は本当に自分の中で幸せの象徴のようになっていて大切に憶えています。

今度帰ったら調べておいた屋台のラーメン屋に父と2人で行きたい、あの時の幸せを、絶対に忘れられない思い出を憶えてないフリをして照れ笑いでごまかしながら。

人生で初めてプルコギを食べた話 …おまけで6月のちょい収入

突然ですが皆さんはプルコギを食べたことはありますか?
私はありませんでした。
ボーボボの作中でしか存在しない言葉だったそれはある時始めようプルコギセット3600円を目にしたことで突如現実のものとして登場したのです。

当たり前ですが3600円のプルコギは死ぬほどデカく業務用アイスのケースくらいのサイズ感です。

どうやらコストコ商品を卸したフェアの一品だったようです。

味は甘辛く煮た味付けでタレが要らなかったのは嬉しい誤算でした。

10日間分くらいはあるので冷凍して少しずつ食べようと思います。

今月のちょい収入
ペイペイ付与 +155円
読み終えたラノベ処分+240円
トレカ売却+2880円
計3275円。
来月もがんばるぞ!

それではまた。

車のバッテリーが上がったのでラノベ読んでたらなんか上手くいった話

とある休日、いつものように海へ車を走らせてくつろいでいた時の事。

いつもと違ったのはメチャクチャ面白いカクヨムの話を見つけて充電しながら時間を忘れて読み進めていた事だった。

読み終えたら辺りは薄暗く日が沈みかけていることが容易に理解できた。
それすら気づかないほどに読んでいる最中は熱中していたという事だろう。

僕はいつのまにか空いていたお腹をさすりながら車のキーを回した。

ブルプスン…

いつもならけたたましく響くエンジンは尻すぼみに短く鳴るだけだった。

あ、これひょっとしてヤバイな?

思ったがいつも失敗ばかりしているのはダテじゃない、それに20歳を余裕で超えた大人が慌てるようではダメだろう。
慌てず騒がず僕はタイムマシーンを探したのちわずかな明かりでラノベを読み始めた。

「面白いンゴねえ」

紛うことなき現実逃避するカスオタクの誕生、その時であった。

だが勝算がないわけでは無い、バッテリーが上がるといってもほんの少しだけ、尻すぼみでもその声を上げてくれていた。

電池でもそうだが時間をおいてもう一度やると一回だけ最後のきらめきを見せる時がある。

カスはそれに全てをベットしたのだ。

まあそれはそれとしてダメだったらタクシー呼んでホームセンターでジャンプスターターを買うつもりでもあった。

解決策は可能なら複数用意しておく、失敗しかしないカスは経験からそれが賢いと知っていた。

そしてラノベも読み終わりなんなら砂浜の散歩も終えた頃、トイレの神様に並ぶほどのパワーを持ってバッテリーの神へ祈りを捧げた。

ブブブルルル…ブル…ブンブンブンブンッッッ!!!

ありがとうトイレの神様、いや違ったバッテリーの神様。
もしかしたらトイレとバッテリーは神様的には同じ管轄だったのかもしれない、日頃の腹痛時における敬虔な態度が功を奏したに違いない。
カミに感謝して恐る恐る車を走らせた。

ちなみにこの時初めて知ったのだがバッテリーが上がりかけた時は必ず1時間以上車を走らせた方が良い。

そうしてバッテリーに電気を貯めておかないとほぼ空のバッテリーが一晩で自然放電してまた上がってしまう恐れがあるからだ。

はじめは出来る限り人や車通りの少ない道で止まっても良いように走って問題なさそうならドライブを。
面倒でなければガソリンスタンドで事情を話して点検してもらうのも全然アリだと思う。
お金がかかっても必要経費だと割り切ろう。

ちなみに一番良い方法はバッテリーが上がるまで車で充電しない事で間違いないと思う。

ではまた。