半分無職の日記

無職になりてえカスの日常

1600円のカレーを食べた話

皆さんは1600円のカレーを食べたことがあるでしょうか?
カレーラーメンといった大衆向けの食事では大体800円、高くても4桁がラインとなる昨今の財布事情にあるまじき高額さでしたが先日これを達成しましたのでご報告する次第です。


ある日のドライブ、少し田舎な道すがらにカレー専門店という文字が見えたのでワクワクしながら駐車場に停めました。

店の入り口には人気メニューベスト3が黒板に書かれていて1位の牛タンカレーがとても美味しそうです。

私はワクワクを抑えることなく店内に入店しましたがその瞬間違和感に気付きました。

あれ…?なんか店内が暗くない…?

謎に多用された間接照明とクラシックもかくやといわんばかりの落ち着き払ったバックミュージックがおっさんを出迎えます。

この時点で回れ右しようかと思いましたがすんでのところでこらえて席につきました。

メニューを開いたところで違和感が確信に変わりました。

タッッッッッ!!!!!(高っか!!!!!!!!)

最低ラインが1100という強気な価格設定から目玉を飛び出しかけましたが震える手でメニューを閉じました。

ここで自分の頭の中では2つの選択肢がよぎりました。

もう1100円のカレー食ってさっさと帰ろうぜ派と後悔するくらいなら1600円払ってタンカレー行こう派です。

永遠にも似た1分を経て
おっさん、注文…っ!タンカレー…っ!

やっちまったかなあ…と後悔しかけましたがぐっとこらえて到着を待ちます。

待つこと5分程度でやってきましたタンカレーですが

結論から言います、

値段相応でした。


と言うのもタンカレーのタンが想像の10倍くらいデカいクソ高い焼肉屋のオススメメニューのそれだったからです。
これが4枚ゴロゴロと入っていました。

なんか…なんか違くね…?これはもうタンカレーというよりカレータンでは…?

値段相応な食事内容と値段相応の満足感は必ずしも比例しないことを学んだ1日でした。

それではまた。